「海を感じる時」
う~~~ん…は、て。
女は男に「男は勝手やね」と呟く。
でも、何がどう勝手なのかは男の僕には解りません。
最初は「女の肉体に興味があるだけで好きとかではない」とハッキリ明言して突き放してた男が本気で好きになって体を求めたら、
今度は女が拒絶する。
それまでずっと拒み続けてたのは男の方だったのに、
男から求めた途端に激しく反発されるという男と女の解明不能な不可解…
それは心のすれ違いというより、
男女が持つ動物的本能の違いなんかな。
あるいは真に純粋ゆえに、
女は愛されてるという心の充足感を求めるようになったのかもしれない。
それが彼女にとっては大人に成長するってことだとしたら、
男はいつまでたってもガキのまんま。
剥き出しの感情がぶつかりあったときに生じる暴力性は男にも女にもありますが、
男にはないのが母性愛と子宮。
下着姿で海を眺めるようなカットで終わるラストシーンはまさに女性にしか解らないセンシビリティで感じる「海」なんだろうし、そういう意味では女性視点で作られた恋愛映画ですね。
シンプル思考な男には謎解きよりも難しい女心。
それにしても市川由衣の体がエロくて生々しい。
初日に見に行きましたが、彼女のオールヌードがなければ作品として7割減かな(笑)
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