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有村架純「ストロボエッジ」 [日本映画]

人を好きになるのって楽しいことばかりじゃない

つらくて、痛いんだ。

ストロボエッジ.jpg

「好き」っていう瞬くような感情のキラキラは鋭く尖って相手の心に突き刺さるから、
その感情は時として人を傷つけ、その感情によって傷つけられることもありますが、

「好きな人に好きな人がいたとして好きでいる」

という気持ちがゼロにはならないなら、
どうあれ自分もしくは誰かが傷つく覚悟も必要かもしれない。

「片想い」にはいつか限界が来る。

だって、人は欲張りだから…
必ずそれ以上のものを求めたくなるから

いつかその限界に苦しむことになったとしても
自分の限界は自分で決める!

今、改めて自分の高校生活を振り返ってみれば…
結果はどうであれ自分の思いは気持ちの赴くままもっと素直に相手に伝えておくべきだったな~なんて思っちゃうけど、当時は当時で一生懸命だったからね。

でも、思いは伝えることからすべてが始まるわけで、。
うまくいくにしても最悪の結果になったとしても高校生活は生涯にたった一度きり、
そこにきっと悔いはないはず。

だからこそ、
「片想いでもいいから友達でいたい」
と告白した主人公の仁菜子(有村架純)の勇気にはあっぱれ。

いや、僕だって今からでも決して遅くはないんだろうけど、
草食男子には高いハードルですわ(笑)

いずれにせよ言葉にして自分の思いをちゃんと伝えるのは大切なことだし、
相手を思いやる気持ちも大切だよなー。
男女の恋愛だけでなく、人間関係においても…ね。

さて、自分が好きな人に好きな人がいたとしたら、
どうやったら自分はその好きな人が好きな人を越えられるんだろう…

コレ、僕がクリアできない永遠の難題(笑)

だって、男としても人間的にも乗り越えなければ好きな人を振り向かせることは難しいやん。
じゃあ、好きな人の一番になるための努力を最大限惜しまないこと以外、
どうすれば一番になれるの?

女子のみなさん、女心教えて。

「好きな人に対する思いなんて全部俺が消しゴムで消してやる!」

なんて言ってみたところで、
そんな簡単に消えるような相手ならそもそも大して好きにはならないし、

「世界中を敵に回したって僕は君を守る」

と言ってみたところで、真っ先に守ってほしいのは一番の人だろうから、
そんなタイミングで複雑な顔を見せられたら辛くなるだけ。

好きな人の好きな人にはどうあがいてみたところで勝てないんだろうか…

ましてや相手が校内一のイケメンの蓮(福士蒼汰)だったら勝負する前から諦めてしまいそう。
いやいやいや、それではアカン。
諦めたらそこから先何も変わらないやんか。

好きな人をどうやったら振り向かせることができるんだろう…って、
自問を繰り返してみたってきっと答えは出ない。

おでこにストロボエッジ.jpg

結局のところ、その人の好きな人云々に関係なく、
やっぱストレートに自分の感情のすべてを相手の左胸めがけてぶつけるしかないかもしれないね。
もちろん、それまでは自分のブランディングは欠かさず。
頭でっかちで考える暇があったら行動した方が早いってか(笑)

そんなことを考えながら帰宅したら、ほんのちょっぴり熱が出た(とほほ)

「ストロボエッジ」は自分の青春を振り返りながら、
チャラ男の安堂(山田裕貴)の男としての優しさに号泣でした。
元カノにブチ切れした彼はちょっとダサかったけど、
それだけ好きだったからこそ許せない感情が高まるのは解らんでもないかな。

でも、そのあたりが案外女子にとってはビミョーに決定的な蓮との違いなのかもしれない。

イヤホンを片方ずつ分けて同じ曲を聴くとか、
不意におでこにチューとか背中を向けて強がるとか、共感度大で大好きな場面もいっぱいでした。
ただ、個人的には同じ原作者の「アオハライド」の方が良かったかな。

ストロボイヤホン.jpg

舞台となった高校(新潟県の新発田高校)のデザインがめちゃめちゃソフィスティケートされていてカッコよかったなー。


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